2018年10月3日水曜日

人文社会系の無給のポスドク研究員ポジションってどれくらいあるのか

ここ最近をざっくりまとめると、

:クリタ水環境科学振興財団から研究助成の採択を受けました。これは本当によかったです。精進します。
:お祈りのお手紙をもらいました。
:博士論文提出資格のキャンディデイト審査会を終え、合格しました。とはいえ、いつ提出できるのか見当つきません……。プログレスレポートを年明けの面談あたりからぼちぼち書き始めて、本当に書けず厳しかったです。こんなことでは博論m
:投稿論文を一本とりあえずこしらえて投稿しました。博論に集中した方が良いのでは……とはいえいろいろ不安で……。年度内にもう1、2本こしらえたいです。やめた方が良いのでは。
:分担の翻訳を少しずつ進めています。若干遅延気味。
:辞典項目執筆。1文字も書いていません。締切はまだ先ですが、ぼちぼちなんとか。
:学会の事務仕事を手伝うようになりました。足を引っ張らないように頑張ります。

今回のエントリーは、目についた範囲でand専門分野に近いところの無給のポスドク研究員ポジションを探してみたまとめになります。有給ポスドク研究員等は除きます。
探し方が悪いのか、あまり見つからない印象。

在籍している大学で学位を取得した後に、そこの無給研究員の肩書をもらうことができて、無給ではあるけど科研には応募できる……というのが現所属先の制度だったかと思います(よく知りません)。他の大学はどうなんでしょうか。
無給と書きましたが、多少研究費出るところも混ざっています。あと、受け入れ先の教員との関係づくりはどのみち大事なようです(要出典)。

以下、順不同です。

■滋賀大学経済学部・大学院経済学研究科 リスク研究センター客員研究員制度
https://www.econ.shiga-u.ac.jp/risk/10/2/7/
⇒特に「公募型」
「リスク研究センターが各年度に提示するテーマに対する『公募型』客員研究員。
博士後期課程修了者、並びに本学以外の博士後期課程在学生、または前述以外の研究者を対象とする。」

■島根県立大学市民研究員
http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/sk/shimin_kenkyuin.html
「市民研究員には、「北東アジア地域の総合的研究、本学の学術研究活動の発展に貢献する意欲」のある方であれば、どなたでもご応募いただけます。」

⇒石井雅巳氏の取り組みで聞いたことのある方もおられるのではないでしょうか。

■東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/staff/list5
「本研究所では,設置趣旨に基づき後継者養成を図るため,専任所員の支援のもとに共同研究活動に参画する博士後期課程修了以上の若手研究者を受け入れています。」

■国士舘大学アジア・日本研究センター ポストドクトラルフェロー(客員研究員)募集
https://www.a-jrc.jp/2017/04/information_post_doctoral_fellowship_at_ajrc_1.html
「3. 申請資格
アジア・日本研究にすぐれた業績を有する者で博士号取得後6年以内の者、または専門委員会で博士号取得者と同等と判定された35歳未満の者。」

■大阪市立大学「先端的都市研究拠点」特別研究員(若手)
https://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/2018/07/20/application/ 
(※2018年8月募集分)

[備考]
・研究費支給有り
・受入研究者候補から受け入れ先を1名選び、事前に承諾を得る必要有り

■慶應義塾大学SFC研究所上席所員
https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/researchers/homon.html

「SFC研究所(以下「研究所」という)における研究活動に参加させる目的で、受入責任者からの申請により、研究所が受け入れる研究者です。」

[備考]
・登録料の納入有り。

(その他:有給)
■立命館大学専門研究員プログラム
http://www.ritsumei.ac.jp/research/rsupport/research/special_researcher.html/
「次の①〜③の要件をすべて満たす者。

①着任開始日に博士学位取得後7年未満の者、または着任日前日までに博士学位の申請を行い、着任年度内に学位取得予定の者
②着任時、本大学において研究を開始できる環境が整っていること
③本プログラムにおいて採用実績がない者」

⇒「有給のものは除きます」と最初に書きましたが、一応これだけ。必ずしも博士号を取得していなくても良いが、採用前年度末に提出は終えてないとだめそうですね。

また気づいたことがあれば随時別エントリー等でまとめたいと思います。

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